日本原子力研究開発機構(以下、原子力機構)では、原子力機構の中期計画を踏まえつつ、核融合工学関係研究施設を利用した研究を幅広い分野の研究者と協力してお互いの特長を活かし共通の目的を持って進めることにより、双方の研究の一層の発展を図ることを目的として、共同研究の課題を公募いたします。 公募の対象となる核融合工学関係研究施設は、トリチウム安全性試験装置(CATS)、核融合中性子源施設(FNS)、高熱負荷試験装置(JEBIS)、高周波工学試験装置(RFTS)、の4施設です。
(なお、従来から募集をしておりましたMeV級イオン源試験装置(MTF)とダイバータ受入試験装置(DATS) につきましては、震災後の復旧作業により平成24年度については募集を見送ります。)
1.募集対象研究課題
(1) トリチウム安全性試験装置(CATS)募集要項
① トリチウム閉じ込め空間におけるトリチウム除染・廃棄物処理に関する研究
② トリチウムを利用した基礎研究
(2) 核融合中性子源施設(FNS)募集要項
① DT中性子、DD中性子の反応に起因する各種物理量の測定実験
② 核設計コード、核データの精度に関する実験的評価の研究
③ 核融合炉核計装用検出器の開発
④ 核融合中性子の応用に関する研究
(3) 高熱負荷試験装置(JEBIS)募集要項
① ブランケット・ダイバータの熱衝撃特性・要素技術に関する研究
② 真空技術や電子ビームに関する応用研究
(4) 高周波工学試験装置(RFTS)募集要項
① 先進アンテナの開発研究
② 新型ミリ波伝送系要素の開発研究
③ 大電力ミリ波応用研究
共同研究は、上記に挙げた研究課題に沿った内容である必要があります。また、技術的な検討等が必要ですから、申請に先立って個別の募集要項の問い合わせ先の原子力機構担当者と協議を行って下さい。
申込み受付後、各研究課題は原子力機構核融合研究開発部門長のもとに設置される核融合炉工学研究協力委員会による審査を経て、同部門長によって採否が決定されます。
採択された研究課題については、原子力機構との間で「所定の契約書」を交わしていただきます。
研究終了後「研究終了報告書」を提出していただきます。
研究の進捗と成果については、年度毎に「報告書」を提出していただきます。
共同研究の期間は、新規に申請した研究題目について1年以上、3年以下とします。また、1つの研究題目について更新は1回のみとし、期間は1年とします。(但し、平成23年度に震災等の影響で共同研究を実施することができなかったものについては、この期間は除きます)
共同研究の実施に当たり、施設の通常運転の以外に、予算措置(費用負担等)が必要な運転や設備を要する場合には、本施設利用共同研究ではなく一般共同研究の枠組みで実施する予定です。長期にわたる施設の独占的利用や設備の改造等を想定する場合には事前に問い合わせください。
3.応募の方法
(1) 申込み方法及び申込み先
課題の申請は、「共同研究管理システム」(https://cerise.jaea.go.jp/CERISE/index.jsp)へアクセスし、申請書をダウンロードしていただき、研究の目的と概要/これまでの研究成果、平成23年度の実施計画等を記載の上、画面に従って必要事項を入力し、申し込みを行ってください。
共同研究管理システムでは、まずユーザ登録をしていただき、ユーザIDを取得後、同ホームページ上で指示に従い、応募書類を作成・登録ください。
なおユーザIDは施設利用共同研究対象施設共通(JT-60も含みます)です。平成23年度の募集時にすでにIDを取得された方はそのまま使用できます。
本手続きについて、不明な点等ありましたら下記まで問い合わせください。
担当: 核融合研究開発部門 研究開発推進室 古田、新倉
Tel.029-270-7473, 7125
e-mail:furuta.satoshi@jaea.go.jp niikura.yasuaki@jaea.go.jp
(2) 申込み資格
大学、民間及び公的研究機関の研究者並びにこれに準ずる職員等とします。なお、大学等の場合、研究代表者は助教以上の職にある方とし、研究協力者には大学院学生を含みます。
(3) 申込み期限
平成24年 1月 12日(木曜日) 17時30分
*共同研究管理システムは締め切り日時を過ぎますと入力できなくなりますのでご注意ください。
(4) 採否通知
平成24年 3月中旬
(5) 応募に当たっての注意
①技術的に実施不可能と判断されたテーマは採択されません。
②放射性物質・放射線を取り扱う実験をする研究者は「放射線業務従事者」の証明が必要になります。これらの提出がない場合には、採択されても研究は実施できません。
③申請書が不十分な場合は採択されないことがあります。例えば、
- 申請書の記載不十分、研究内容の不明確なもの
- 目的・実験計画に具体性を欠くもの
- 単なる打ち合わせ・面談・情報収集が主で、実質的な研究活動の伴わないもの
- 継続しているものについては、実績が少ないか見通しが明らかでないもの
(基本的に、継続しているものについては、申請書で達成度を明確にしてください。) - 平成22年度までの研究課題で、報告書が未提出のもの
④大学等の研究参加者の旅費に関しては、原子力機構の設定する予算の範囲内で支給することができますが、ご希望に添えないことがありますので御承知おきください。
⑤ワードファイル等をアップロードする際に、拡張子にdocxがつくものはアップロードできません。ファイル拡張子をdocに変換した上でアップロードください。
⑥ なお、募集対象の研究テーマの範囲内であっても、機構の業務との関係で優先順位をつけ、採択の判断に反映することになりますのでご了解ください。
4.問い合わせ
研究協力についてより詳細を知りたい方は下記宛お問い合わせ下さい。
【CATS】
日本原子力研究開発機構 核融合研究開発部門
核融合エネルギー工学研究開発ユニット トリチウム工学研究グループ
山西 敏彦 又は 中村 博文
TEL : 0175-71-6706又は029-282-6206 FAX : 029-282-5917
e-mail: yamanishi.toshihiko@jaea.go.jp, 又は nakamura.hirofumi04@jaea.go.jp
【FNS】
日本原子力研究開発機構 核融合研究開発部門
核融合エネルギー工学研究開発ユニット 核融合中性子工学研究グループ
今野 力
TEL : 029-282-6859 FAX : 029-282-5709
e-mail : konno.chikara@jaea.go.jp
【JEBIS】
日本原子力研究開発機構 核融合研究開発部門
核融合エネルギー工学研究開発ユニット ブランケット工学研究グループ
榎枝 幹男
TEL : 029-270-7581 FAX : 029-270-7489
e-mail : enoeda.mikio@jaea.go.jp
【RFTS】
日本原子力研究開発機構 核融合研究開発部門
核融合エネルギー工学研究開発ユニット 加熱工学研究グループ
坂本 慶司
TEL : 029-270-7560 FAX : 029-270-7559
e-mail : sakamoto.keishi@jaea.go.jp
以 上