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ITER機構職員公募でのよくある質問
・これまでのイーター機構職員募集説明会でのよくある質問をまとめました(2009.5.11)。
Q:なぜ、原子力機構が公募窓口を政府から依頼されているのですか。
原子力機構は、イータープロジェクトにおける我が国の国内機関に文部科学省より指定されています。したがって、原子力機構は、国の要請を受け、日本における公募の窓口として、イーター機構による職員公募の事務手続きを支援しています。
Q:カダラッシュはフランスのどこにありますか。
イーター建設地のカダラッシュは、国際的な観光地としてよく知られた南仏プロバンス地方にあります。最寄りの国際空港はマルセイユ空港となります。マルセイユからカダラッシュまでは70
kmほどあり、車で約1 時間かかります。イーター建設サイトは、フランス原子力庁(CEA)のカダラッシュ研究センターに隣接しています。カダラッシュの近くの町としては、南西方向に40
kmほど離れたところにエクサンプロバンス、また北方向に20 kmほど離れたところにマノスクがあります。また観光地として有名な南仏コートダジュールのニースまで、車で2時間ほどの距離です。
Q:イーター機構職員に採用されるとフランスのカダラッシュに常駐することになるのですか。
現在は全員がカダラッシュに常駐しています。ただし、将来イーター機構のフィールドチームが各加盟極に設置されることになると、各加盟極に滞在する可能性があります。
Q:カダラッシュではどこに住むのですか。
現状では、カダラッシュへ赴任する人は、ほとんどエクサンプロバンスあるいはマノスクに住んでいます。エクサンプロバンスは人口13万人程度で、15世紀に大学が創設されたという歴史のある町です。また印象派の画家セザンヌが生まれ、生涯を通して活動した場所としても知られています。マノスクは人口3万人程度の比較的小さな町ですが、やはり歴史があります。
Q:イーター機構に、寮やアパートはあるのですか。
イーター機構には、寮やアパートはありません。イーター機構から支給される給与で、アパートなどを借りたりすることになります。カダラッシュの現地支援組織(Agency
ITER France)のウェルカムオフィスが住宅探しを手伝ってくれます。
Q:カダラッシュでの学校教育はどうなるのでしょうか。
カダラッシュへ家族を連れて赴任される方の子女教育のために、マノスクに公立の国際学校があります。ここは幼稚園から高校までの教育を行います。フランスの公立学校なので、特殊な授業を除き、授業料は基本的に無料です。授業はフランス語と日本語により行われます。それに加えて外国語(英語など)の授業があります。高校卒業資格として、所定の審査を経て、国際的に認定されたフランスのバカロレア資格の国際オプション(OIB)を取得することができます。
2007年9月(フランスの新学年の開始時期)から、マノスクにある既存の学校施設を利用して、イーター国際学校が開校し、イーター派遣者の子弟の受け入れを開始しました。また、新校舎の建設がおこなわれており、その第一期工事は2009年9月に完了する予定です。
また、エクサンプロバンスの郊外には、小学校から高校までの、私立の国際学校もあります。
Q:カダラッシュでは日本食料品などは手にはいるでしょうか。
エクサンプロバンスやマノスクには、日本食料品店はありません。マルセイユにアジアの食料品を扱っている店があり、そこで米、味噌、醤油などの日本食料品を購入することができます。なお、エクサンプロバンスには日本レストランがあります。
Q:フランス語ができることは必須条件でしょうか?
イーター機構のおける公用語は英語です。フランス語は必須ではありません。ただし、職種によっては、フランス政府当局や地元との折衝が必要となりますので、フランス語が必須条件となる場合もあります。この場合は、公募時のjob
description にその旨の記載があります。イーター機構の職員や家族は、現地で無料のフランス語のレッスンプログラムを受講することができます。
Q:現在カダラッシュサイトでイーター活動に従事している日本人は何人いますか。
2008年8月はじめで、専門職員(Professional Staff)として22名の日本人研究者・技術者が、カダラッシュサイトでイーターの建設活動に従事しています。加えて、2名の採用が内定しています。また、支援職員(Technical
Support Staff)には、5名の日本人職員が採用されています。
Q:ひとりで複数のポジションに応募できますか。
応募ポジション数の制限はありません。応募するポジション毎に、下記の3種類の書類を提出下さい。
・ Motivation Letter
・CV (Curriculum Vitae)
・ITER Personal History Form
Q:国際プロジェクトの管理や国際調達の経験があるのですが、核融合関連の経験がありません。応募しても大丈夫でしょうか?
イーター機構の場合は、ほとんどが物納調達(In-kind Procurement)になりますので、各参加極が調達する機器の品質管理が重要な仕事になります。これらの知識と経験のある方はもっと多くイーター機構へ参加していただきたいと思っています。異なる国々とのプロジェクトにどのように関わったかなどの経験も重要視されると思います。原子力に関する知識があれば“売り”にはなりますが、必須ではないと思います。
Q:職務経験に関してですが、募集されているポジションと全く同一の職務経験が求められるのですか?
職務経験については、募集ポジション毎にJob Descriptionに記載されていますので、それぞれ要求される条件をみたす必要があります。一般的に、募集されているポジションと同じ分野等での経験が求められます。
自身の経歴に照らし合わせて、関連するポジション、可能性のありそうなポジションに積極的に応募したらよいと思います。
Q:一般事務職を希望する場合、核融合に関する知識はどの程度必要でしょうか?
一般事務職の場合は、核融合に関する専門知識は必要なく、基本的な核融合の知識で十分かと思います。イーター機構の公式ウェブサイトやJAEA 那珂研のウェブサイトには、一般向けに核融合やイーターに関する解説がありますので、これらを参考にしていただければと思います。
Q:面接はどのように行われるのですか?
面接は、テレビ会議システムを用いたビデオ面接です。通常5-6人のインタビューアー(審査委員)が面接を行います。面接では、インタビューアーの質問に対して、ポジティブに答えることが大事です。日本人は控えめな人が多いので、少し言い過ぎるくらいでちょうどいいと思います。言葉の選び方も大事です。例えば、「難しい」というよりも「challenging」という言い方のほうがポジティブな印象を与えます。
Q:イーター機構職員に採用された場合、契約期間はどうなるのですか。
イーター機構と直接雇用契約を結ぶ場合、契約期間は最大で5年となります。契約期間が満了になれば、契約を更新することができます。
Q:応募してから採用が決まるまでの期間はどれくらいでしょうか。また、採用が決まってから着任までの期間はどれくらいでしょうか。
典型的な例をあげますと、応募書類の提出後、面接の通知が約4週間後に届きます。それから1-2週間以内に面接を受け、採用通知がその4-6週間後に届きます。採用通知から着任までは、応募者の個人的事情によりますが、おおむね3-5ヶ月というのが通常のスケジュールです。
Q:ジョブディスクリプションに記載されているP3とかP4は何を意味するのでしょうか。
これは、イーター機構における専門職員の職位(級に相当)を示しています。イーター機構では、国際原子力機関(IAEA)などに準じて職位が定められています。Pのとなりの数字が大きくなるほど職位は高くなります。これまでの応募で示された最上級はP5
です。この上に部長級のD (D1、D2)、副機構長のDDG、機構長のDGがあります。概ねP4、P5が中堅、P1、P2が若手、P3がその中間というところです。また、支援職員に対しても職位があり、Gのとなりの数字が大きいほど職位は高くなり、G7が最上級です。
Q:カダラッシュサイトへ赴任する手続きは具体的にはどのようになるのですか。
採用が決まった方は、イーター機構と雇用契約あるいは出向契約を締結します。
渡仏にはフランスのビザが必要になります。ビザはご自身が東京のフランス大使館または大阪のフランス総領事館で申請することになりますが、ビザの申請には、カダラッシュの現地支援組織(Agency ITER France、以下、イーターフランス)からInvitation Letter を発行してもらう必要があります。イーターフランスのウェルカムオフィスから送られる「ウェルカムファイル」のフォームに必要事項を記入して返送します。4週間程度でInvitation Letterが発行されます。この書類と他の必要な書類(長期ビザ申請書、パスポート、写真など)を準備してビザを申請します。ビザは約2週間で発行されます。
カダラッシュで住む住宅の斡旋や、子女の現地校への編入手続き、滞在許可証の取得、その他現地における生活面でのいろいろな支援はイーターフランスのウェルカムオフィスがやってくれます。詳細はWelcome Bookletをご覧下さい。
なお、原子力機構では、応募書類の取り纏めや、応募者の面接・採用に関する連絡を行うほか、赴任前後の各種手続きに関する情報提供などの支援を行います。また、原子力機構パリ事務所による日本人職員の支援を行っております。
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