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2008年9月8-10日 * IPTの目的は、物納調達に関してIOとDAが協力して設計を最終化するとともに、コスト合理化のために取り合いの単純化や調達分担の調整を検討し、効率的な調達を実施することである。主要な調達機器ごとにIPTを設け、チームリーダ(IO又はDA)を指名する。 * IPTは、IOとDAのマネージメントレベルのメンバーで構成されるProduct Management Boards (PMBs)によって管理される。Product Management Boardsの議長は担当部局の副機構長が行う。さらに、これらの上部に新たにIO-DA Project Boardを設け、IPTの提言に対して必要な決定を行う。 ・議論の結果、韓国以外の6極は、以下のIPTを立ち上げることを了承し、本内容をMACで報告することになった: 超伝導導体(全てのコイル)、ブランケット、真空容器、電源、遠隔保守、クライオスタット・バイオシールド、加熱機器、CS(中心ソレノイドコイル)。(しかし、その後のMAC-4での議論の結果、真空容器、真空容器内機器、電源の3つについて、IPTを立ち上げることになった)2.資源管理及び直接経費のコスト評価 ① Briscoeパネル(コスト評価委員会) ・ IOからBriscoeパネルについて、第1回会合を7月に開催し、第2回目を本IO-DA調整会議の次週に開催し、第2回会合では、2日目と3日目がIO及び全DAが参加しての議論となると説明された。 ② 建設のための直接経費 ・ IOが纏めたコスト増加(missing item、スペア、設計変更、STAC対応)の評価について議論した。設計変更では、DCR-60~170(DCR:Design Change Request)を対象とし、ITER理事会にて「DCR-59以下はコスト評価の議論をしない」と了承されたことが示された。 ・ コスト増の評価において、JAが関係する主な事項は以下。 * TFコイルのコールドテストはJAとEUで共通設備を一基製作すると想定し、JADAとEUDAで技術検討することとした。 * TFコイルのコールドテストはJAとEUで共通設備を一基製作すると想定し、JADAとEUDAで技術検討することとした。 * 加熱機器のSF6ガス及びその供給設備について、JADAに加えてINDAが検討に加わることになった。 * 第一壁の試験には専用の試験設備が必要であり、EUDA、 RFDA、 USDAが検討する。クレジットとして0~2kIUAを仮置きする。 ・ IOと協力してコスト評価を行うDA、現状のコスト評価(最小値~最大値)、及び関係のあるDAについて整理した。担当DAはコスト評価を行い、コスト増加値及び各DAでの分担案を示すことが求められた。これに対し、これから行う詳細検討やR&Dの結果によりコスト評価が大きく変わる可能性があるとの指摘があった。3.コスト評価 ・ IOから、上記のコスト評価に使用するフォーマットが示された。本フォーマットは、2001FDRでのコスト評価に用いられたものと同一である。なお、IOは、ITER全体のコスト評価を行うのが目的ではなく、増加分にのみ評価すると説明した。コスト評価はそれぞれのDAの通貨で行うとともに、人件費などの単価も各DAの評価とし、統一した値は用いないことされた。 4.コスト削減検討 1) コスト削減の提案 IOから、IO及び各DAから提出されたコスト削減案を纏めた結果が5項目(調達及び分担、設計、製作、試験及び据付、運転、その他)に大別されて示され、現状の確認及び協議を行った。 ・ 材料の一括・共同購入について、コスト的なメリットはあるとしながらも各DAから以下のコメントが出された:供給元が一箇所になればリスクが増大する、リスク評価も併せて行うべき、スケジュールの観点からも評価すべき、このような協力について準備が整っていない。結論として、IOとしては特にアクションをせず、必要に応じて調達担当極どうしで協議を続けることとなった。 ・ TFコイルについて、JADAとEUDAの間で調達の一部を共同で実施するなどの協議がなされている。 ・ TF導体について、EUDA・USDA・RFDAの3極間で国際調達や共同実施が検討されている。JADA及びKODAは既に国内プロセスが進行中であることを示し。CNDAは国内及び国際調達を検討中であることを示した。 ・ PF導体について、EUDA・RFDA・CNDAで国際調達や共同実施の検討が進められている。 ・ ブランケットについて、担当極DA(INを除く6極)がより合理的な調達(パートナー数の削減、集中化)に向けて技術検討をすることに合意した。 ・ トリチウム・プラントについて、JA50%/ITERファンド50%の分担をJA100%に変更する案がIOより示された。JADAから、本件はライセンスに絡む可能性があり検討が必要とコメントし、100%が妥当かも含めて、IOとJADAで協議を続けることとなった。 ・ クライオ・プラントについて、 EU50%/ITERファンド50%の分担をEU100%に変更する案が示された。 EUDAはファンド分は市場コストでなければならないとコメントした。上記トリチウム・プラントと併せて、ファンドをEUDAの調達分に組み入れる際の取り扱いについてIOが検討することとなった。 ・ 真空容器について、ガスまたは蒸気を使用することでベーキングの温度を下げることができ、この設計最適化により15~30%のコスト削減が可能であることがIOより示された。これに対して、再設計に9ヶ月かかることに対し、DAより強い懸念が示された。(本提案は、その後、STACにて否定された) ・ IOより、ファーストプラズマには間に合わせず運転期に用意する項目(Deferred items:合計250 kIUA)が提案されたが、DT運転を結果的に遅らせることとなり、これをコスト削減として含めることには多くのDAが反対したため、否定された。 2) 真空容器・ブランケットのコスト削減のための新たな提案 ・ IOから真空容器・ブランケットのコスト削減のための新たな提案が示された。 ・ これは真空容器の内壁を150mm外側に移動するとともに、ブランケットのモジュール数を8個に減らす案である。JADAは本提案について、(JADAが調達分担する)遠隔保守機器への影響評価をする必要があるとコメントした。IOからは、未検討との回答があったため、JADAとして影響評価を行うことを示した。(後に、JADAから、ブランケットモジュールの重量が現状の4トンを大幅に超えるため、遠隔保守機器の抜本的な設計変更が必要と、IOに指摘した。) 5.その他 ①ポートプラグ試験装置 ・ ITERでは、30個のポートプラグが必要で、複雑な加熱・冷却システムを有する大きな構造物であり、これらの品質管理を実施しなければならない。これには、すべての極が関連し8.33 kIUAのコスト増加が見込まれている。3つのオプションが提案された。 オプション1 各DAがそれぞれ実施する(試験装置数10~12) オプション2 pre-acceptance test及びpre-installation testの両方をITERサイトで実施する オプション3 DAのエリアで調整する(試験装置数5~6) ・ 議論の結果、IOはオプション3をSTAC-5に示すこととした。なお、8.33kIUAのコスト増加についてどのように分担するのかとの議論があった。②物理ワークプログラム ・ ディスラプション緩和、ELM緩和などプラズマ物理に関する複雑な課題を検討するため、IOとDAの担当者、エキスパートが協力して、物理R&D及び設計検討のためのワークプランを策定する必要があるとの提案がDAからあり、ビデオ会議を開催することとした。 ③トリチウム ・ トリチウム・システムは複雑な化学プラントであり、総額は86.1kIUAとなる。4 DA(EU、JA、KO、US)が分担するとともに、ファンドが28%を占める。コスト削減とリスク低減が重要である。IOから、建設期と運転期に分け段階的に調達を行う案が示された。10月初めの作業会合でさらに協議することとした。 6. DAの月間報告 [EU] 現状114人のメンバーとなった。全ての部長職スタッフの人選が完了した。 TF導体のNb3Sn素線の引合いを実施中である。KODAから、第一壁の品質管理に使用する熱負荷試験装置(チェコ)の使用料金が非常に高いために、欧州での試験に合意できないとの指摘がなされた。これに対してEUDAは、調整すると答えた(その後の調整の結果、米国サンディア研の熱負荷試験装置の使用料金とほぼ同じになった)。 [US] TF導体についてEUDAとバーターすることを交渉中である。CSコイル(中心ソレノイドコイル)のコールドテストのための試験装置を国立高磁場研究所(フロリダ)に建設することを検討中である。 [KO] 真空容器の調達取決めの準備をEUDAと協力して進めている。9月末までに署名する必要があり、最重要課題である。TF導体の導体サンプルをサルタン試験装置(CRPP、スイス)に搬入し、組み立て中である。10月に試験を行う。 [CN] CNDAが2008年6月に正式に発足した。Head、Principal Deputy Director-General及び2名のDDGで構成される。職員募集を実施中。10月10日にセレモニーを行う。6月に署名したTF導体のPA(調達取り決め)について、調達のための契約準備を行っている。 [RF] 現在40名のスタッフ。ダイバータの高熱負荷の試験で、JADAとEUDAはモックアップをロシアのエフレモフ研に持ち込むことになっている。このような作業はロシア税関にとっても初めての経験であり、時間を要したが、今後は学習効果で円滑に進むと思う。 [IN] 現在43人。さらに50人を募集中。QA計画をIOに提出して、承認された。 [JA] ITER機構職員募集について、説明会を精力的にやっている。説明会の参加者から、雇用条件について情報を教えてほしいとの意見が多く出されている。IOは、この要請に対処して欲しいと伝えた。IOは、この要請に対して検討中であると回答し、保険や年金に関するものは出せるが給与表の公開は難しいとの見解を示した。
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