IO-DA調整会議2008-11 (11月)

 

・ 月日・場所:2008年11月21日、カダラッシュ(仏)
・ 本会議は、第3回ITER理事会(IC-3)の後に開催され、優先度の高い事項を協議した。

1.ITER理事会での主要事項
IO首席副機構長が以下を報告。
・ IC-3は、ITER機構長(又はその代行)が持つ決定権をIO-DA Project Boardに移すことが必要無いと判断した。このため、IOとDAは、IO-DA調整会議の開催を継続し、IO議長の決定を、IO-DA参加者の意見とともに記録することにした。
・ 一方、IC-3は、参加極がさらに統括された形態で作業することを求め、時機に適った統合化が図れるように、参加極の代表に、適切な権限と責任を付与することを求めた。
・ IC-3は、3つの パイロットIPTの設置を認めるとともに、MACがその作業進展と効果をレビューするとともに、その計画をIC-4(2009、5月)に報告することを求めた。
・ Briscoeパネルによるコスト評価に関しては、IC-3は、IO-DA調整会議に対して、コスト制約に留意しつつ、コスト評価の計画立案、優先度の決定、および2009年11月までに完了させる作業の分担についての合意を得ること、且つ、進行している調達取り決めの作業を継続することを求めた。
・ カザフスタンについては、以下。

* 11月25日から5名の技術派遣団がIOを訪問するとのこと。まだ、公式な発言はカザフスタンより出されておらず、IOは、カザフスタンに何の貢献ができるかを尋ねているところ。IOは、Akko Maasを交渉窓口とした。

* IOとしては、9%の貢献をプラスすることを考えており、追加の調達項目や分担金を想定しており、7極で調達分担されている機器・設備の再配分は困難と考えている。

* 本会議にて提案されたのは、ダミーポートプラグ、電源、搬送キャスク、材料(Be他)。Akko Maasによれば、カザフスタンに提案したり、カザフスタンから提案があった場合は、DAsに知らせるとのことであった。又、DAsからの提案を求めた。

* カザフスタンへのIO-DAの派遣は、4月になるとの示唆があった。

・ IC-3は、TBM Program (TBMP) Committeeを設立し、その要綱を決めた。本委員会は、今後、TBWGに代わる技術グループをつくる予定。
本件について議論がなされ、結論として以下を得た。
・ IC-3からIO-DA調整会議に対して求められた幅広の目的の遂行が合意され、且つ、設計を最終化して調達取り決めを締結・遂行することが緊急に最重要との合意もされた。

2.IPTs
・ 3つのIPTのLeaderを以下に決めた。
1) Power Supply Product Team        I.Benfatto (IO)
2) VV Product Team                      Songtao Wu (IO)
3) Blanket Product Team                D.Loesser (US)

3.Briscoeパネルの要請への対処
・ IOがIC-3の求める、Briscoeパネルの要請への対処について説明した。
・ 本件について議論がなされ、結論として以下を得た。
1) IOは、IOの経費を用いて(外注もあり)、IOが必要とする経費についてのコスト評価を行う。
2) DAは、特定な事項について、限られた期間、1)でのコスト評価を援助する(各DAは、支援の用意があるとした)。
3) DAsは、それが関連する事項については、責任をもってコスト評価する。
4) WBSは、IOとDAの間の責任境界が分かるレベルとする。
5) IOは、コスト低減に向けた努力を継続する。

4.Project Management Working Groupsの状況について
・ Mr Jacques Farineau(the Senior Advisor on Industrial Matters to the PDDG) が紹介された。サイトのロジのWG を担当する。エアバスの経験をお持ちとのこと。

5.TBM Program (TBMP) Committeeについて
・ 近く、DGより参加極に対して、TBMPへの参加者を出すように要請があり、DGはITER理事会に最初の議長候補者の承認を求める。TBMPは、今後、TBWGに代わる技術グループをつくる予定。

6.Expert Working Group on Instrumentation, Command-Control and Man-Machine      Interface for ITER Machine Operationsについて
・ IOは、運転担当者を得たので、各機器の運転状況について見ていくと説明した。本提案は了解され、各DAは、担当者をe-mailで知らせることになった。DAは、Video会議での会合開催を求め、受入れられた。

7.Integrated Physics Modelingについて
・ IOからIntegrated Physics Modeling Advisory Groupの立ち上げが要請され、IO-DA調整会議の了解待ちであるとされた。しかし、ITPA、Task Agreement、R&D契約との関係を整理すべきであり、ITER Physics Programとの調整が必要とされ、再審議となった。

8.今後のIODA調整会議の優先事について
・ 議論の結果、コストとスケジュールを最終化し、調達取り決めをサインするのが、最優先となった。なお、現在の調達取り決めのサインの有無で工程遅れの有無を判断する手法は、もっと良く実態を示すことができるものに改善すべきと合意された。92の調達パーケージの進捗表について、見直すことになった。
・ IPTに、CODACや遠隔保守も入れるべきとの判断があった。本件は、1月のIO-DA調整会議で判断するとされた。

9.ホットセルの最適化
・ ホットセルのコストを減することは、目的を削減することと等価との説明があり、1月のIO-DA調整会議で本件を議論し、2月2?4日のレビュー会議で公式にBaselineに組み込むとの説明があった。