ITER計画は、国際協力における前例のない挑戦です。そこには、世界最先端の研究計画のために英知が結集されています。この国際協力は1985年ジュネーブでの米ソ首脳会談をきかっけとして開始されました。
ITER工学設計活動(EDA、1992-2001年)では設計に基づく技術開発は日本・EU・ロシア・米国が分担して行い、設計は国際チームが中心になって行いました。2001年7月、建設に必要な技術的準備は完了しました。
EDAの後、建設が開始するまでの間、EDAで得られた成果を維持するとともに、設計を深めるために、ITER移行措置(ITA)の活動として、国際チームの作業サイトが、茨城県那珂市にある日本原子力研究開発機構・那珂核融合研究所と、ドイツのミュンヘン郊外ガルヒンクにあるマックスブランク・プラズマ物理研究所におかれて、作業を進めました。
ITAでは、2005年に、カダラッシュ(仏)にITERの建設サイトが決定したのを受けて、那珂とガルヒンクにある作業サイトは2006年末に閉鎖され、2005年末に開設されたカダラッシュの作業サイトに一本化されました。その後2007年10月にITER協定が発効したのを受けてITAは終了し、ITER計画の建設期が開始しました。
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