- 原子力機構が平成19年に締結した新日鉄エンジニアリング(株)との契約で建設を進めていたITER超伝導コイル導体の製造工場が竣工しました。この工場では超伝導撚線をジャケットと呼ばれるステンレス管に引き込み、圧縮成型することで超伝導導体を製造します。
- これに先立ち、原子力機構と新日鉄エンジニアリング(株)は、厚さ1.9mmの薄いジャケットの変形を0.1mm以下に抑える溶接技術開発、レーザーを用いて溶接による突起を0.1mm以下で検出する技術などを開発し、導体製造技術を確立しました。
- 本工場の竣工は、日本の研究機関と産業界の協力で、世界に先駆けて実施した超伝導技術開発の重要な成果であり、日本が導体製造を担当する他極に先駆けて重要な一歩を踏み出したことを世界に示すものであります。
- 今後、銅線を用いたダミー導体を1月末までに完成することで製造技術を確立し、3月頃から合計33本(約23km分)のトロイダル磁場(TF)コイル用導体の製造を本格的に開始する予定です。
- 同工場は福岡県北九州市若松区にあることから、若松ITER工場と名付けられ、2010年1月12日に、文科省、原子力機構、イーター機構等の関係者の出席の下、新日鉄エンジの主催で、竣工式典が開催されました。
(プレス発表記事:http://www.jaea.go.jp/02/press2009/p10011201/index.html)
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